津具音頭

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こんにちは。津具観光協会です。
今日は、津具音頭をご紹介します。

まずは、歌詞です。

「津具音頭」
一、津具はよいとこ柳の並木 娘可愛いや柳ごし
一、津具はよいとこ田畑も肥えて 山の緑の色の良さ
一、春は咲く花たなびくかすみ ながめながらの野良仕事
一、空は鞍船皐月の暗に 恋に鳴くかやほととぎす
一、津具へ見えたら一度はごらん ところ名物津具音頭


 返:柳ごし柳ごし娘可愛や柳ごし
 はやし:ソレヒケヤレヒケ、アラヨイショヨイショ
それぞれの後に、同様の返とはやしが入ります。

さて、津具音頭のいわれは...

 今より千有余年の昔、津具が千具の里と称されていた頃、時の帝陽成天皇(第57代、867~875)が、信州園原山に名木を御探究の道すがら、この里に一泊されました。その折り、共の者が音頭という歌を謡い、若い女が二本の扇で舞を舞い始めました。
 それを見た村人が、その歌詞、振りを見まね聞きまねして土地の生活にあわせて伝えたものが津具音頭です。

 また、天皇が津具にお泊まりになったとき鞍船山の時鳥が鳴くのをお聞き召されて
「里の名に めでや鳴かむ ほとどぎす 只一声に かぎるべきやは」
と御詠を残され、その時から津具は時鳥の名所として知られるようになったと言われています。


 津具盆踊りの中で、津具音頭はその中心であるべきです。平成18年にはブルガリアで行なわれた世界舞踏祭に日本を代表する民謡として紹介され、浴衣に二本の扇子を持って踊る様子は大好評で、さかんにカメラのフラッシュを浴びていたと聞いています。
 ところが、テンポがゆっくりでちょっと難しいので、津具音頭が始まると踊りの輪がちっちゃくなってしまいます。実は、管理人もちょっと気を抜くとすぐに間違えてしまいますが、そのゆっくりの中に、日本の昔からのよさがあるのではとも思います。

 みんなで津具音頭を舞いましょう。


画像は、平成21年の津具音頭の様子です。保存会の方なのでとてもきれいに踊ります…当然ながら。

【津具盆踊り】
 日時 8月14日(日)~16日(火)  午後8時~午前0時
 場所 設楽町津具総合支所 駐車場
 曲目 津具音頭、チョイナ節、伊那節、高い山、セッセおどり


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